もっと、このチームの試合を観たかった

日本の2010ワールドカップはベスト16で終わりました。 今日になり、少しずつ熱もさめてきました。
ともかく、今回のチームが果たした役割は大きかった。  ”へたはへたなりの戦い方をすれば世界でも通用する”ということが証明できました。 個々の持っている技術、フィジカル面での強さの程度は見ていれば一目瞭然でした。 でも、へたならへたなりに走り回って、チーム内で助け合って走り回れば、勝てないけど負けないチームにできることがわかりました。
そして、何人かの選手が異口同音に言っていた言葉が”もっと、このチームで試合をしたかった”でした。
素晴らしいチームワークがそこにはあったのでしょう。
どんな分野においても、世界の中で日本の置かれた状況は同じです。
特に能力があるわけでもなく、資源などがあるわけでも無い。
そんな全くアドバンテージのない日本が世界で勝ち残るためには、死に物狂いで走り回るような努力、そしてチームワークという組織力が必要不可欠なのです。
当たり前のことですが、こんな分かりやすいかたちで示めされたことは最近なかった。
ワクワクする楽しい数週間を過ごさせていただいたことを感謝いたします。