世界陸上、萌え~

今まで陸上競技に関心はありませんでした。  けれどジム通いを続けていると私もアスリートのはしくれのような錯覚を覚えます。  彼らの体をみて惚れ惚れするだけではなく、その記録そのもののすごさがほんの少しわかってきました。  当たり前のことなのですが、頭だけで聞きかじることと体験して知ることはかなりの違いがあります。  今では競技をテレビで見ているだけでも鳥肌が立つぐらいです。 
これまで、テニス、スキー、ゴルフ、ヨット等と楽しんできました。  苦しみながら覚えてきたものはなく、たらたらと楽しみながら覚えたものがほとんどでした。  そんな練習だから正直言ってみんなへたですが、普通に楽しむ分には困らないぐらいの腕にはなっています。  あえて言えば、ちょっとの練習でこれぐらいなのだから、真剣にやったら国体ぐらい出られたかな、とか大きな勘違いをもしているぐらいです。  
でも、陸上競技も見るにつけ、この競技はどうやっても、おそらく何回私が生まれ変わっても、世界陸上どころか国体レベルも無理じゃないか、と思ってしまいます。  決してテニスだのは底が浅いと馬鹿にしているわけではないのです。  陸上競技は競技そのものが”走る”、”飛ぶ”、”投げる”等と単純なために、自身との比較が簡単にできてしまうからではないかと思うのです。  深く考えなくても自身の非力さを否応なく思い知らされる競技だからです。  よって妙な妄想に悩まされる心配はありません。 
最近、アスリート社会のピラミッドの底辺をしっかり支える一員であることを自覚しつつあります。  そろそろ、アスリートの証明であるレースにでようかな、と目論んでいます。