箱根駅伝

本日お昼前に、すっかりバリバリの仕事モードになって家に帰ってまいりました。
家に帰ってから、TVで大学駅伝をみてから、”ああ、そういえば、まだお正月なのね。”と、やっとまともな日本人に戻りました。  シャワーをあびてからひと寝入りしようかなと思いベッドに入ったのですが、ほとんど寝ていないにもかかわらず、どうも眠れず、そのまま駅伝を見てました。
駅伝は好きで、時間があいている時はよく応援に行きます。  決して箱根まで行くわけではなく、復路の鶴見とか川崎あたりで、ランナーが東京に戻る際、車でランナーとは逆に走るのです。  つまり、反対側の車線よりランナーたちを応援するのです。  私と同じことをする方が多いらしく、2車線の中央よりはランナーが近づくと車は停止もしくは徐行となり、かなり近くで余裕をもって見ることが出来るのです。  沿道で手に入れた小旗を窓からふり、ランナーとすれ違うたびに”がんばれ~~”と声をかけていくのです。
正直いいまして、どこが勝とうがいいのです。  私は”タスキを時間内に渡さねばいけない”というプレッシャーと戦う選手達を応援したいのです。  
何等かのトラブルで走れなくなり立ち止まってしまう、それでもタスキに手をかけ、歯をくいしばり、這ってでも時間内にタスキを次の選手に渡そうとする。  監督が選手の将来を気遣い、”棄権しろ”といっても、ともに苦労してきた仲間の事を考え、足が潰れ選手生命が絶たれても先に進もうとする。
私、そういう場面にとても弱いのです。 涙無しには見ていられません。
マラソンなどとの大きな違いは、個人のトラブルは、即、チーム全体のトラブルになることです。  この過酷なルールがとてもしびれます。  出場全校がつつがなくタスキを渡しつづけてくれさえすれば私にとって幸せです。
今回も何人か途中棄権となったり、時間内にタスキを渡せなかったりしました。
つらいですが、いたし方ありません。  早く立ち直り、”次(駅伝ではなくても人生にはいくつかの次があります)”を期してまた前進できるように期待します。